新型コロナ災難で親子は
私、長谷川重夫(74歳)は栃木県小山に17年前から、施設入所の娘朱音(44歳)と二人で住んでいます。
今から3年前、横浜岸壁に客船が着き、原因不明の感染者の報道がありその頃から、私たち生活のリズムのズレが始まりました。3月には、感染の防止で病院は立入禁止になりました。
入学から施設入所の週末には、親子で過ごす事が習慣になっていたのが、突然、面会もできなくなりました。
私なりに、娘の今の機能を保持する為に医者にも通っていますが、それも出来なくなりました。
娘も、なぜ迎えに来ないのだろうと思うと、今でも切なく眠れない夜もあります。
その後、短時間の面会が可能になりましたが、自由な外泊等はできません。
まさか、この歳になってコロナ感染予防の為に、外出の行動規制や集会も禁止で一番楽しみにしています会員皆様との集いもなく本当に残念です。
このコロナ禍で入所児・者の感染予防においては、施設には感謝しております、漸くこの春の5月頃に感染症2類から5類に変更が検討されています。
これからは失われた期間を、少しずつ親子で取り戻していくつもりです。